障害者総合支援法が国会で可決・成立

2012.06.20

6月20日の参議院本会議で障害者自立支援法の一部改正をした「障害者総合福祉法案」は賛成多数で可決・成立しました。
国会審議の中では、自立支援医療の利用者負担問題や、法の対象に新たに加える「難病」の範囲の議論の中では小児慢性特定疾患のキャリーオーバー問題も取り上げられ審議がされました。自立支援医療の審議の中では、40万人を超える成人先天性心疾患患者のことが取り上げられ、就労もままならない大人になった患者にとって更生医療の負担はたいへん重たいものであるということが言われました。厚生労働省は、「調査をする」という回答でしたが、これまでの会の運動が影響をあたえてきたと言えます。
しかし、具体的な改善の方向はだされないまま、わずか衆議院、参議院で各3時間あまりという短い審議時間のみで採択となりました。
多くの障害者が、徹底審議と障害者総合福祉法の「骨格提言」の実現を求めてきた中で、 守る会としても、他の障害者団体といっしょに、内部障害者へも谷間のない制度を作ってほしい、応益負担の残る自立支援医療は早急に改善してほしいともとめてきました。 国会前での集会参加や議員への要請行動には、親、患者が直接声を出して訴え続けました。肝心の障害認定の問題や、「難病」の具体的な範囲については、これから決まっていくことになります。守る会としても、ひき続き、あきらめずに、ねばり強く、心臓病児者と家族のための制度の改善を求めていきます。

改正法の内容は、下記の厚生労働省ホームページを参照してください。
・障害者総合支援法の公布について
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=177351