2015年度厚生労働省補正予算案 入院時の家族の宿泊施設など盛り込まれる

2016.01.08

12月18日に総額3.3兆円の2015年度補正予算案が閣議決定されましたが、そのなかに、守る会が要望してきた、入院時の家族の宿泊施設を整備する予算が盛り込まれました。今回の補正予算は、「一億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策」の「『希望出生率1.8%』に直結する緊急対策」のひとつとして、「入院児童等家族宿泊施設の整備」7.7億円(20カ所)が入りました。1998年(40カ所)と2001年(10カ所)にも同様の予算が計上されましたが、国の予算として計上されるのはそれ以来3度目です。
守る会では、毎年の厚労省との交渉に要求項目として入れて話し合いを続けてきました。「必要性があれば検討していきたい」という国の回答が続いていましたが、不十分な金額ながらも、その必要性があらためて認められたと言えます。ねばり強く、くり返し運動していくことの大切さを実感するものです。

厚労省の説明では、施設の建設や拡張の費用に使う補助であり、運営費には補助されないということです。また、自治体(都道府県・指定都市・中核市)からの申請を受けて、公・私立に関わりなく、医療機関等に家族の宿泊施設を新設や増築する予算を、国が3/4、自治体1/12、設置者が3/12の割合で負担するというものです。仕組みとしては、直接設置する法人などが要望するのではなく、該当地域の自治体を通じて申請していくことになります。

【資料】
厚生労働省補正予算案の概要(全体)2015_厚生労働省補正予算案の概要
2016年度雇用均等・児童家庭局母子保健課予算案PR版2016雇用均等・児童家庭局母子保健課