4月から変わるペースメーカー埋め込み後の障害認定について

2014.03.13

4月1日より、身体障害者手帳の認定基準の一部が改訂されます。

●厳しくなる障害認定
心疾患に関わるところでは、ペースメーカー埋め込み後の患者については、これまで「1級」とされてきましたが、4月からは一律な認定は行わずに新しい基準で審査されます。改訂後の基準は、たいへん厳しい内容となっており、必要な患者までも認定から外れとか、低い等級での認定になるのではないかという懸念があります。
なお、経過措置として、3月末までの診断書、意見書であれば6月末までに申請をすれば、これまでと同じ基準で認定されます。

●先天性心疾患によるペースメーカーの埋め込みは従来どおり
なお、先天性心疾患(18歳未満に発症した疾患)による埋め込み、および、あわせて見直しが検討されていた人工弁移植・弁置換患者については、これまでどおり「1級」とされます。18歳未満に先天性疾患で手術などで状態が身体障害者手帳の基準に該当しなかった人が、一定年齢を重ねることで不整脈などが発症して埋め込みを行う場合にも適用されます。

●周知徹底
とりわけ、先天性疾患に対する対応が徹底されるか心配されるところです。
身体障害者手帳の診断書を書く医師には、関係学会などを通じて徹底のための文書が厚生労働省から出されていますので、患者の側も診断書を書いてもらう際には注意をしましょう。

●その他の改訂
基準以外の運用面での改訂事項としては次のことが変わります。
・埋め込み後に認定をうけた人は一定期間(3年)以内に再認定を行うこと
・再認定を徹底するために審査年月を身体障害者手帳に記載すること
 (ペースメーカー以外でも)

▼厚生労働省から出されている通知の書面

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案内リーフレット